
ファンコミュニケーションズは、4月24日より、従来の買切り型案件とは異なり、成果に応じた支払い方式のアニメーション制作を依頼できる「ZABOOOON(ザブーン)」のα版サービスサイトをローンチした。
日本のアニメ産業はこれまで、類を見ない固有の技術や文化、そして世界一を誇る経済圏を長い積み重ねの中で発展させてきた。しかし、その製作方式は常に固定化されており、競争相手が居ない。そのため、「いかに安く制作費用を抑えるか」という当然の価値判断に拍車がかかり、昨今では現場の労働環境について全国的に問題視されることが多くなった。そのような現状から、「アニメクリエイターが自らリスクをとることで、成果が還元される新しい制作の仕組みを作れないか」という想いが芽生え、サービスの立ち上げに至った。
「ZABOOOON」は、クライアントとアニメクリエイターのマッチング、及び制作管理~支払い管理までを一貫して行なうプラットフォームサービス。成果報酬型の案件に限定することで、クライアントとアニメクリエイターの双方にとって、視聴体験そのものに重きを置いた制作や活動を可能にする。「ZABOOOON」を利用することで、安心して初期費用を抑えたアニメーション制作を依頼できる。アニメ映像は国内外問わず有効的なアプローチであるにもかかわらず、高額な初期費用や専門知識の必要性から、選択の機会は極めて限定されていた。「ZABOOOON」では制作経験の豊富なスタッフがサポートを行ないながら、小さくたくさんの案件が試せるような依頼/制作環境を構築している。
登録料・案件掲載料は無料。