2023年04月21日 19:56

三井不動産グループではグループビジョンに「&EARTH」を掲げ、街づくりを通して、人と地球がともに豊かになる社会に向けた取り組みを届けている。今回のテーマは、三井不動産が国内各地で取り組む空港運営事業。
同社では空港の運営においても「街づくり」と同様、地域全体への貢献に事業の大きな意義があると考えている。空港を単なる交通施設と捉えるのではなく、地域の魅力を世界に伝え、暮らしをより快適にする場と捉えることで、地域社会のサステナビリティ向上につなげる。そのひとつが阿蘇くまもと空港。
2016年の熊本地震による被害を乗り越え、2023年3月23日、国内線・国際線一体型の新旅客ターミナルビルが竣工。「世界と地域にひらかれた九州セントラルゲートウェイ」として生まれ変わった。地域の人々にも開かれた空港を目指し、2024年にオープンする2期開業エリアでは、地域の魅力を体感できる様々なイベントを開催できる広場も整備していく予定。
また、「世界で一番居心地のいい空港」を目指し、世界と往来する航空旅客にとっても過ごしやすい環境を実現。保安検査後に滞在できるエリアを大幅拡張し、搭乗直前まで時間を気にせず楽しめる「滞在型ゲートラウンジ」を導入。旅の最後のひとときまで、ゆったりと熊本滞在を楽しめる空港となっている。日常にも非日常にも居心地の良い環境を整備し、各種イベントの開催が可能な「にぎわい広場」を設けるなど、世界の人々と地域の人々がどちらも楽しめる空間を実現する。