ACALLは、各自治体との連携実績を評価され、4月18日に経済産業省が同省のウェブサイトで公開した「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に載録された。

「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」は、経済産業省がスタートアップ企業の育成や行政の課題解決力を高めていくことを目的に、スタートアップと政府・自治体間の連携促進の一環で制作された。掲載内容は、行政との連携実績のあるスタートアップの事例紹介・スタートアップ連携のポイント・スタートアップとの連携実績のある10自治体担当者の体験談インタビューで構成されている。

事例集は「子育て・教育」「医療・福祉」「インフラ・施設」「農林水産」「環境」「観光・文化」「くらし・手続き」「産業・ビジネス」の分野別に紹介され、ACALLは「組織の多様な働き方の課題を解決するワークスタイルプラットフォーム・WorkstyleOS（ワークスタイルオーエス）を開発・提供する会社」として「くらし・手続き」の分野で掲載された。

ACALLは、2018年に実施した兵庫県神戸市東灘区役所との実証実験を経て、神戸市の全区役所や埼玉県深谷市に受付窓口案内をスムーズに行うためのアプリケーションを導入。2020年には近畿経済産業局により関西発のロールモデルとなる有望なスタートアップとして「J-Startup KANSAI企業」に選出された。こうした自治体との連携実績や事業内容が評価され、この度の載録に至った。