2023年04月18日 20:08

国際観光地・宮島を擁する廿日市市は、4月18日から、宮島で持続可能な観光地域をめざす「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトを本格始動する。

廿日市市は、「宮島まちづくり基本構想」を道標として、宮島で「住んでよし、訪れてよし」の持続可能な観光地域をめざしている。本プロジェクトでは、それらの取組を「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトと命名し、先人から受け継がれてきた宮島の普遍的価値や魅力を、広く国内外に向けて発信する。

この度、プロジェクトの始動に合わせて、「宮島自体を御神体として大切にし、慈しんできた宮島に住まう人の心を、世界中の人々と共有し、宮島を次世代に引き継いでゆく。」という思いを込めたプロジェクトロゴを発表。特設WEBサイトをオープンするほか、「神をいつきまつる島」の姿を伝えるプロジェクトムービーやプロジェクト宣言ポスター、プロジェクトポスター(3種)も公開する。

なお、同日開催した発表会では廿日市市長松本太郎さんより、プロジェクトの意義や目的について紹介。「想いを一つにし、世界の宝「宮島」を未来へとつなげていきたい」と意気込みを語った。さらに、全島が瀬戸内海国立公園である宮島において、二酸化炭素(CO2)の排出削減や脱プラスチックなどをめざした環境省の「ゼロカーボンパーク」への登録を発表。また、今後の取組として、10月1日から宮島訪問税を導入する。

千年先も、いつくしむ。」プロジェクトは4月18日開始。