2023年04月18日 19:57

バカンは、栃木県佐野市のラーメン店や観光地の情報を、混雑抑制プラットフォーム「VACAN(バカン)」を通して、検知・配信する取り組みをスタートする。これにより、待ち時間の短縮と地域活性化を目指す。2023年4~5月末(予定)に実証実験として実施され、約90のラーメン店と27の観光地が対象となる。
佐野市の商店街や飲食店は、人気店舗への客の集中や待ち時間の増加が課題となっており、観光客の満足度低下や地域経済への悪影響が懸念されている。地域全体の活性化が阻害されることで、観光客に知られていない魅力的な店舗や観光地が埋もれてしまう可能性もある。佐野市では、この課題に対処するために、飲食店および観光地の活性化を目的とした実証実験をスタートする。
今回の実証実験は、4~5月末に予定されており、佐野市のラーメン店約90店舗と観光地27箇所の情報をマップ上に可視化。また混雑状況の可視化・管理・配信にはバカンが提供している、混雑抑制プラットフォーム「VACAN」を活用する。
各店舗や施設の情報は、VACANが提案するマップ型混雑情報配信サービス「VACAN Maps(バカンマップス)」および、専用ページで配信。佐野市のラーメン店や観光地のリアルタイム混雑情報を提供し、来店時間の分散や待ち時間の短縮を実現する。これにより、観光客は効率的に観光地を周遊する時間が確保でき、地域の経済効果が向上することが期待される。また、これまで知られていなかった店舗や観光地へのタッチポイントが生まれ、地域全体の活性化に繋がる。