
ワントゥーテンは、コナミデジタルエンタテインメントが「桃太郎電鉄」を教材として提供する、ブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」の開発を担当した。
「桃太郎電鉄」シリーズは、1988年にファミリーコンピュータ向けに第1作目が登場して以来、およそ35年にわたって幅広い年代の人々に楽しまれている国民的ボードゲーム。「桃太郎電鉄 教育版」は、学校教育機関が導入できるよう、授業での活用を想定してカリキュラムにあわせた各種機能を追加し、WEBブラウザやタブレット等での操作を可能としたデジタル教材だ。授業を通して地理や経済などを学ぶ教材として、楽しみながら学ぶことができる。1月末より学校教育機関への無償提供がスタートしている。
ワントゥーテンは、「桃太郎電鉄 教育版」の実現に向けて多くの議論を重ねながら、フロントエンド及びバックエンド開発、UIデザインを担当。国民的認知度を誇る強力なIPと、ワントゥーテンの技術力をかけ合わせ、授業に活用できるブラウザ教育ゲームとして最大限のパフォーマンスを実現させた。教育現場で幅広く導入しやすいことを考え、アプリではなくブラウザに対応させるべく最適化。教育版ならではの仕様変更など、大規模な開発が必要な中、外部パートナーを巻き込んだワンチームでのテクニカルリード体制を実施。Git issueやProject管理でのタスク管理や、whimsicalを使った仕様の認識合わせを行いつつ、目指すべき体験へと昇華させた。
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