2023年04月17日 19:04

ウルフパックジャパンは、レコードを作る上で重要な工程の一つである「カッティング」を行うためのスタジオ「Wolfpack Mastercut Studio」を正式にオープンする。

同社はこれまで、欧州最大のレコードプレス工場の一つである、チェコのGZ Media社にレコードの製造を委託してきた。長年のノウハウの蓄積と最新技術を兼ね備える同社との連携により、日本国内においても、「低リスク・低価格・スピーディー」なレコード制作の機会創出に成功した。サービス設立から6期にわたり、多数のアーティストやレーベル、レコード販売業者と良好な関係を構築し、レコード文化の発展に寄与してきた。同社はこの事業活動をさらに発展させ、より顧客に納得感のある音作りと、多彩な音楽性に寄り添ったレコード制作体験を提供すべく、自社専属のカッティングスタジオ「Wolfpack Mastercut Studio」のオープンに至った。

同スタジオではマスターとなる通称ラッカー盤に、カッティングマシーンNeumann VMS70を用いてグルーヴ(音の溝)を刻み、レコードというフォーマットを活かしながら、クリアでパワフルな音から温かさと柔らかみのある音まで、音楽性を第一に考慮した柔軟なカッティングを提供する。また同機を用いて1枚から作られるPVCレコード、通称ダブプレートの制作サービスも提供。1枚から作られるため、全体のコストを抑えられるのは勿論、納期も注文から約1〜2週間とレコードと比べて短く、イベントの物販、限定アイテム、DJのツールとして最適だ。

ウルフパック・ジャパン