2023年04月07日 19:04

ノックオンザドアが運営する、てんかん診療の医師向けサービス「nanacara for Doctor(ナナカラ・フォー・ドクター)」は、導入数200医療機関を突破した。
「nanacara for Doctor」は、てんかんを持つ患者・家族が、服薬状況発作、その他日々の記録を共有・管理できるアプリ「nanacara」(2万3000ダウンロード。4月現在)で記録した発作状況などをインターネット経由で医師と共有する、医師向けのクラウド型サービス。患者・家族が「nanacara」から、医師へ日々の情報を共有することで、医師は診察時等に「nanacara for Doctor」で患者の病名や服薬履歴等の基本情報と共に、発作等の症状の回数や動画を閲覧することで、今まで難しかった正確な患者の状況把握が可能になり、より適切な診療につなげることができる。また、自動的に経過表ができあがるため、発作記録の経年確認が可能となり、成人期移行での活用も期待される。
今回、導入数200医療機関を突破。利用する医師の登録数は325名となり、より多くの地域で「nanacara」を通したてんかん診療における専門医とのコミュニケーションに活用可能になった。導入医療機関数が増えることで、より多くの地域の人々の、「nanacara」を通じた診察時の医師とのコミュニケーションの円滑化につながり、日本全国のてんかん診療の向上、患者・家族のQOL向上に貢献していく。