2023年04月07日 15:33

AIQ社は、同社がトップパートナーとして支援しているFC大阪と業務提携契約を締結し、「ソーシャル チェックイン」を開始する。AIQでは、AIを始めとする最先端技術で、ヒトのINSIDEを可視化しさらなる可能性を拡張するサービスを提供している。

この度開始する「ソーシャル チェックイン」では、FC大阪の試合観戦者や、サポーターのインサイトデータを収集。AIQの特許技術であるプロファイリングAIによって、SNSの投稿データ(写真、動画、テキスト等)を複合的に解析する。SNS投稿者の年代、性別、興味関心、居住エリア、フォロワー属性などを可視化することで、ファンの求める情報やコンテンツを分析。そのデータをもとに、グッズやイベントなどのコンテンツを最適化、FC大阪公式SNSや選手・スタッフのSNSでの発信内容を改善する。

Jリーグでは昨今、若年層の集客が課題となっている。Jリーグ全体の年間総入場者数が史上最多を記録した2019年では、観戦者の平均年齢は全体で42.8歳、30~50代が64.2%を占めた。一方、11 歳~29歳の割合は22.1%であり、その割合が最も高かった2002年の50.5%から6割近く減少。

今回の取り組みを通じ、サポーターが「求めている体験」を実現することでサポーターとの絆をより深くし、再来場の促進、さらに新規サポーターにも興味関心を持ってもらうことを目指す。