PKSHA Technologyのグループ会社であるアイテックが、画像認識技術により車のナンバープレートから駐車料金を自動精算するサービス「ナンバーペイ」を4月7日にリリース。駐車場運営会社へ展開を開始する。

近年、デジタル化が進む中、駐車場業界においてもキャッシュレスの普及、IoT技術の活用、駐車場情報の可視化などの分野においてDXの可能性が期待されている。アイテックは、PKSHAグループの画像認識技術を活用した「ナンバー認証システム」をはじめ、様々な駐車場機器を展開。全国に多数存在する駐車場では、高い精度をもつナンバー認証システムにより、ロック板のない入出庫時のトラブルを軽減した「ロックレス駐車場」の展開等を推進している。

今回、ナンバー認証システムと決済システム「ナンバーペイ」を連携することにより、入庫から出庫、料金決済までを1タップで実現することが可能になった。精算機を使わずに料金支払いが可能な駐車場は存在するが、本サービスでは画像認識技術と決済システムを組合わせている。それにより、車室の選択や複数の決済プロセスを行う必要がなく、1タップだけで支払いまでを完結。ユーザーフレンドリーな新たな駐車場体験を創出する。

DXが加速する中、従来の駐車場に、車番認証のアルゴリズムやオンライン決済システム等のテクノロジーを導入することで、今までにない顧客体験を創り出していく。