2023年04月07日 15:19

atama plusは、4月7日から長野県の直営塾「THINX(シンクス)」にて、AI教材「atama+(アタマプラス)」の「物語文で単語学習機能(β版)」を提供開始する。OpenAI社のChatGPTをはじめとした生成AI技術を活用することで、安心安全を確保しながら生徒のより良い学習体験につなげることを目指す。
昨今、ChatGPTをはじめとした生成AI技術が急速に発展し、教育分野における活用が期待されている。同社では、学習を個別最適化するAI教材「atama+」やオンライン模試など、これまでもテクノロジーを活用した新しい学びを届けてきた。自社で教材コンテンツやアルゴリズム、アプリケーションを開発しており、3億解答以上の学習データを保有。これらの強みを活かして、この度の技術的進化にもスピード感を持って対応する。
今回、提供開始するのは「物語文で単語学習機能(β版)」。学習指導要領の改訂により学ぶ英単語数が増えた結果、英単語の暗記に課題を抱える生徒も出てきている。本機能では、atama+の学習データのうち、「習熟度が低い」と判定された複数の英単語データを使って、ChatGPTで個別最適な物語文を1クリックで生成。一人ひとりに合わせた専用の物語文において苦手な英単語に触れることができるため、文脈を通して英単語を定着させやすくなることが期待される。
まずは、直営塾THINXの3教室で、高校生を対象にβ版を4月7日より提供開始。β版での検証を経て、提供範囲の拡大を検討する。