2023年04月06日 12:23

全国農業協同組合連合会(JA全農)は、4月6日、「東京1Kごはん」特設WEBサイトを公開する。

一人暮らしに胸を躍らせて上京してきた若者は自炊デビューにも気合が入る。しかし、そんな若者たちに待ち受けるのは都会の洗礼。狭すぎるキッチン問題だ。コロナや物価高騰を受けて、以前より多くの学生の節約意識が強まっている可能性がある。東京での一人暮らしは、金銭的な余裕のない若者(大学生)にとってはつらい環境というのが現状。自炊をするために、キッチンが広い部屋に住みたいものの家賃が高く暮らすことはできない学生たちのために、全農は、狭いキッチンでも簡単においしく作れる自炊レシピを開発した。ひとくちコンロは当たり前。まな板を置くスペースはどこにもない。「東京1Kごはん」は、そんな大都会で生きていくための自炊テクニック集となっている。

「東京1Kごはん」では、全農の管理栄養士と料理家・松岡ゆり子さんが考案した、「身体をいたわって、必ず1つは野菜が摂れる」「加熱コンロは1つのみ」「包丁要らず」の条件を満たす、簡単レシピを6個、公開した。フライパン1つで作れたり、野菜も手でちぎって入れたり、あっという間にできあがるレシピが揃っている。キッチンが狭くても、自炊を諦めない若者に試してもらいたいレシピだ。今後もWEBサイトにて、レシピを順次追加していく予定。

「東京1Kごはん」特設WEBサイト