
損害保険ジャパンおよびSOMPOリスクマネジメントは、ウェザーニューズと防災・減災に関する社会課題を解決するため、防災・減災のプラットフォーム「SORAレジリエンス」の販売を4月から開始する。
地球温暖化に伴い激甚化する自然災害、新型コロナウイルスの地球規模の流行など、現代社会はさまざまな課題に直面している。今回の取組みは、損保ジャパンとSOMPOリスクの保険およびリスクに関する知見と、ウェザーニューズの気象に関する知見を組み合わせることで、防災・減災をはじめとする社会課題を解決するプラットフォームを構築するものだ。
SOMPOグループでは、従来、リスク管理システム「SORA ONE 2.0」を販売しているが、これを自治体向けにウェザーニューズと協業して提供している「気象アラートサービス」と統合し、さらに同システムでは気象を中心としたリスク影響予測の充実を図る。顧客のビジネスモデルや防災・減災のユースケースに関する課題等に徹底的に耳を傾け、それぞれのお客さまの立場に寄り添った分析を行い、その結果に基づき、リスク情報の充実化やリスクの可視化に加えて、利便性を一新した。
「SORAレジリエンス」では、登録した拠点におけるリスク情報を一覧化。拠点に影響するリスクはアラートメールで受信可能、そしてマップ画面で視覚的に確認も可能。登録できる「拠点」は自社のみならずサプライチェーンを構成する他社企業も可能だ。災害対応に慣れていない担当者でも直感的に触って欲しい情報が得られるUI/UX(利便性)を提供する。
4月から本格的に利用開始予定(無料トライアル期間を用意)。