2023年04月05日 15:51

アジラは、4月1日、チッタ エンタテイメントが運営する大型複合商業施設の「ラ チッタデッラ」(神奈川県川崎市)に、AI警備システム「アジラ」を導入し、運用を開始した。

「アジラ」は、世界トップクラスの行動認識AI技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、瞬時に映像を通知することができるため、映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができる。「ラ チッタデッラ」は、イタリアのヒルタウン(丘の上の街)をモチーフにデザインされた新スタイルの複合商業施設だ。

商業施設では、施設のセキュリティの確保や来場者の安全確保が重要な課題となっている。このような背景を踏まえ、チッタでは施設警備の質の向上を目的として、AI警備システム「アジラ」の運用を開始した。同システムの導入は川崎地区では初となり、本格的なAI警備の導入により、更なる施設の安心安全な環境づくりを支援する。

「アジラ」の導入により、犯罪の抑止や防犯対策が強化され、施設内での盗難や不審者による事件の発生の減少に繋げる。また、施設内の混雑状況や事故発生のリスクを把握し、適切な対応が可能となる。加えて、多数のカメラを効率的に管理できるため、運営コストの削減や人員配置の最適化が可能となる。これにより、施設の運営が効率化され、資源の有効活用を実現可能にする。

期間は4月1日~9月30日(6カ月間)。場所は、ラ チッタデッラ施設屋内外。

アジラ