2023年04月04日 15:31

パイロットコーポレーションは、Z世代の自分の文字の好き嫌いや手書き文字に対する印象を明らかにするため、「文字を書くことに関する調査」を実施した。

まず、Z世代に「自分の字や手書きすることが好きか」と尋ねたところ、半数近く(45.0%、「嫌い(16.0%)」「どちらかというと嫌い(29.0%)」)が自分の手書きの字を嫌っていることがわかった。自分の字が嫌いと回答した理由は、1位が「字が汚い・癖があるから(71.1%)」。2位は「理想通り書けないから(54.4%)」、3位「人に指摘されたことがあるから(12.2%)」という結果になった。

手書きする頻度と自分の字が好きかどうかの関係を調べたところ、「週に4~5回以上」手書きする人の約3割(34.5%)が自分の字を嫌いと回答。一方、「2週間に1回以下」しか手書きをしない人では約7割(67.5%)が自分の字を嫌っており、文字を手書きすることが少ない人ほど自分の字を嫌いになる傾向があると判明。

また、手書きの文字で書かれたものでのやり取りや受け取った側に、手書き文字を受け取った時の相手の印象の変化を質問したところ、約9割の人が相手の印象が悪くなったことはない(94.8%)と答えた。むしろ、半数以上の人が「良い印象になった(50.9%)」と回答している。

なお同社は「じぶんの字がキライな人のための文具店」を8月1日より開始。独自開発したペン先を採用した水性顔料ゲルインキボールペン「ジュースアップ」と、摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具「フリクションポイントノック04」の2アイテムで実施する。