2023年04月03日 09:09

タイホ防災から、4月5日に「交流型」見守りサービス「紡~つむぐ~」の販売を開始した。

従来の「監視型」見守りサービスと違い、高齢者でも簡単に操作ができるツール「L1m-net」(エルワンエムネット)を利用し、日常のコミュニケーションを行うことが可能となる。繭から糸を紡ぐように、この日々のコミュニケーションを欠かさず積み上げていくことで、家族間の対話を紡ぎ、安心安全な日々を過ごすと共に、高齢者の孤独死を防ぐことが狙いだ。

「L1m-net」は、利用者である高齢者目線でつくられた簡単な操作でコミュニケーションが可能となる。「L1m-net」では、専用機器に専用カードをおいてボタンを押すだけで、利用者の状況を共有することができる。専用カードには「元気を知らせる」「困りごと、相談がある」「外出する」などの他、個人で設定できるカードもある。

運営側からは季節ごとのメッセージや緊急のメッセージ、心がホッとするメッセージなどの音声による案内をし、双方のコミュニケーションを行う。利用者からの通知が半日以上ない場合には、運営側に通知が届き、運営側が選任した地域の見守り隊が駆けつけ、利用者の安全を確認する。何もなかったとしても、顔を合わせることで利用者と見守り隊のコミュニケーション機会となり、利用者が地域や人とつながるきっかけとなる。

利用料金は月額4800円(税別)。1日あたり160円(税別)で安心を提供可能。