2023年03月31日 16:20

日本エイサーは、裸眼での3D立体視を実現する没入型体験SpatialLabs™(スぺイシャルラボ)テクノロジーの活用事例を、3月31日より一般に公開する。
研究や教育を目的として各地の病院への導入が進む、サイアメント社が開発する医用画像ビューワー Viewtify(R) (ビューティファイ)。本製品は、SpatialLabsテクノロジー搭載製品との組み合わせにより、CT画像やMRI画像を3Dに変換。体内の血管や心臓、骨など複雑な構造を、高精細かつ再現性の高いリアルタイム3DCGとして、裸眼3D立体視で映し出すことが可能となる。
今回の事例では、Viewtify(R)開発者であるサイアメント社の瀬尾拡史(せお ひろふみ)さんにインタビュー。Viewtifyの仕組みや開発の歴史、また、SpatialLabsテクノロジー搭載製品の組み合わせの利点や、導入が進む医療分野での研究や教育について紹介している。
これまでの作業工程では、放射線科の先生などが画像を加工して3DCG画像をプリントし、それを執刀医が確認していた。それと比較すると、Viewtifyならば執刀医が直接自分で操作できるので、確認したい臓器や患部の状態をどこまでも、しかも瞬時に閲覧できるようになる。瀬尾さんによると、「それを裸眼3Dモニターで投影すれば、より『術野(じゅつや)』に近い奥行きのある立体画像で確認できる」という。瀬尾さんが語るインタビュー詳細はこちら。