日本サニパックが開発・製造する環境配慮型ゴミ袋「nocoo（ノクー）」が、ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催「ソーシャルプロダクツ・アワード 2023」にて、ソーシャルプロダクツ賞を受賞した。

ソーシャルプロダクツとは、「エコ」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいう。ソーシャルプロダクツ・アワード（SPA）は、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度。優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援する。

「nocoo」は、ゴミ袋の原料であるポリエチレン（プラスチック）の一部を天然ライムストーン（炭酸カルシウム）に置き換えることで、プラスチック使用量を抑え、またゴミ袋の製造時・燃焼時におけるCO2排出量をポリエチレン100%のゴミ袋と比べ約20%削減できる環境配慮型のゴミ袋だ。CO2排出削減の意味を込めるべく「NO CO2」から「NO COO」となり、「nocoo」になった。今回、同製品が持つ社会的意義の大きさや、他製品と変わらない価格などが評価され、ソーシャルプロダクツ賞受賞となった。

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