2023年03月28日 13:00

「eboard(イーボード)」は、3月28日、教育の部において第2回「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞(SDGs岩佐賞)」を受賞した。

「やさしい字幕」は、ろう・難聴の子、外国につながる子、学習障害をはじめとした学びづらさを抱えた子を対象に、学習のハードルが下がるように編集された字幕。ICT教材eboard上で2021年7月より公開され、義務教育過程を広く扱った教材としては、日本で唯一字幕による機会保障を実現した。この字幕は2023年3月現在、全国100カ所以上の教育現場(公立学校・ろう学校・日本語補習校・学習塾・フリースクール等)で利用されている。また、「やさしい字幕」が表示された状態での映像授業の再生は、これまでに120万回、時間にして6万7000時間を突破した。

「SDGs岩佐賞」は、医療・教育・福祉・環境・平和・芸術・農業・経済などの分野において、目の前の課題に向き合い、持続可能な未来に向けて果敢に取り組む人を応援しようと、2022年春に創設。SDGs(持続可能な開発目標)が目指す社会の構築に向けて活動する個人や団体を表彰するもので、有識者・専門家と、公益財団法人岩佐教育文化財団理事会による選考で決定される。

このたびのeboarの受賞は、SDGsの17目標のうちの4番目「質の高い教育をみんなに」という課題への取り組みとして受賞したものとなる。詳しくはこちら