2023年03月28日 09:09

FIKA(フィーカ)とタイミーは、業界・職種・年齢などの境界を越えた「多様な働き方」の選択肢を広げると共に、コロナ禍の影響でホテル業界が抱える人材不足の課題解決に向けて連携する。

FIKAでは現在、東京(神楽坂、新宿)、長野、福岡の4店舗のホステル「UNPLAN(アンプラン)」を運営している。タイミーは「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス。働き手は、働きたい案件を選ぶだけで、応募・面接が無しですぐに働くことができ、勤務終了後すぐにお金を受け取ることができる。事業者は、来て欲しい時間や求めるスキルを設定するだけで、条件にあった働き手が自動的にマッチングする。

1月の訪日外国人旅行客数は、約149万7300人となりコロナ前(2019年)の55.7%まで回復。2023年春からの本格的なインバウンド需要の回復が予想されている。そんな中、サービス・観光業界の人手不足が課題となっている。

2019年から「働き方改革」という言葉が広がりはじめ、テレワークや兼業・副業を推奨する企業が増加してきた。「一人ひとりに合った多様な働き方」が広がりはじめた時代であるとも言える。

そこで、スキマ時間に「経験・挑戦してみたい仕事」を最短1時間から気軽に体験でき、さまざまな業界でのスキル・経験を獲得できる「タイミー」を通して働き手の人生の可能性を広げるとともに、サービス業界の慢性的な人手不足の課題解消を目指し、両社は連携することにした。