2023年03月27日 16:20

クアッガ社は、毎年4月12日に制定されている「パンの記念日」に合わせ、「リベイク」ユーザーを対象に「パンの購買行動に関する調査」を実施した。
2023年4月以降の輸入小麦の政府売渡価格が、2022年10月~23年3月と比較して、平均5.8%引き上げることが発表された。パン屋を取り巻く環境において、この小麦価格だけでなく、油やバターなどの副材料も同様に値上がりしている。またパンを焼くにはオーブンを多用しており、電気料金の値上げもさらに大きな影響を与えている。
2023年2月には、同社が運営するパンのフードロス削減通販プラットフォーム「rebake」に登録しているパン屋を対象に「店舗運営に関する調査」を実施。今回は、毎年4月12日に制定されている「パンの記念日」に合わせ、rebakeユーザーを対象に「パンの購買行動に関する調査」を実施した。
その結果、パン価格値上げによる買い控えはあまり見られず、rebakeユーザーの76.6%は、パン価格が値上げ後も購入頻度は変わらないと回答。また、rebakeユーザーの65.7%は、1週間のうち毎日パンを食べていることも分かった。毎日パンを食べるという回答が65.7%と最多だったが、週4日以上を合わせると約86%という高い割合となった。
同社では、日本の独自のパン文化を今後も発展させていくために、店舗が持続可能な運営を続けていけるような状況にしていくことが重要なことだと考える。パン屋とパンを食べる人の両方がより長期的な関係性を築けるよう、引き続きサポートを続けていく。