2023年03月27日 09:41

ベトナム航空は、3月26日、「成田=ダナン線」を約3年ぶりに運航再開した。

ベトナム航空(スカイチームアライアンスメンバー)は、1993年にベトナム国営航空会社として設立した。新型コロナウイルス感染症拡大前までは、国内22、海外29の就航都市に計95航路を有しており、一日当たり平均400フライトを運航していた。新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する中、2021年7月に英国の航空会社評価機関であるSKYTRAX社の新型コロナウイルス感染症対策に関する評価「COVID-19 SAFETY RATING」において、最高レベルの評価基準5スターを世界で9番目の航空会社として獲得している。また、最新鋭のボーイング787-9ドリームライナーとエアバスA350-900XWBを運航し、サービスに重点を置くとともにSKYTRAX社より4年連続で4つ星エアラインの認定を受けている。

「成田=ダナン線」運航再開の初日となった3月26日のフライトは、VN318(ダナン発-東京成田着)の搭乗率が約80%、VN319(東京成田発-ダナン着)の搭乗率は、販売座席数に対し約100%を達成した。4月以降の予約率も順調に推移しており、GW期間の一部スケジュールでは既に満席に近いフライトも出てきている。更なる需要に対応をするため、需要期の機材大型化を検討している。なお、同日、東京成田発-ホーチミン着の午後便も運航再開をし、日本路線の運航本数は、2019年下期と比較をして約8割まで回復した。7-8月には、ダナン線のデイリー化などを計画しており最大約9割まで運航本数の回復を見込んでいる。

ベトナム航空