2023年03月24日 15:30

「北洋硝子」が作り上げる青森県伝統工芸品「津軽びいどろ」は、「あおもりの海 風鈴」を、4月上旬より発売する。これは、青森の海を守る活動を推進するプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE in 青森県」に賛同するコラボレーション商品の第二弾。

1996年創設初年度の青森県伝統工芸品に指定された「津軽びいどろ」は、カラフルで美しい色合いと手づくりならではの柔らかく温もりある風合いが持ち味の、日本を代表するガラス工芸ブランドのひとつ。「津軽びいどろ」には青系の色ガラスが10色もあり、その中から選んだ青色を駆使して青森県を囲む4つの海と海風を表現している。

「風鈴 太平洋」は、太陽の光に反射したスカイブルーの雄大な海に吹き込む力強い風を渦のような技法で表現。また「風鈴 日本海」は、北西に位置するコバルトブルーの海に、西から東へと大きく吹く偏西風をダイナミックな捻り技法で表現した。そのほか、「風鈴 津軽海峡」「風鈴 陸奥湾」を発売。2色使いの生地にさらに色ガラス粒を重ねて制作した風鈴はこれまでにないデザインで、無限の色彩表現ができる、津軽びいどろならではの商品となっている。販売価格3960円(税込)。

青森県では、海流の影響や地理的な特性から、多くのごみが漂着する。海洋ごみをへらしていき、「未来の青森の海をもっと綺麗に」という想いを込めた風鈴を通じて、海の未来を変えることに挑戦する。