2023年03月24日 15:09

カインズは、4月から埼玉県のカインズ3店舗(朝霞店、浦和美園店、新座店)で、「くみまち学校」を、16のパートナー企業や自治体等と共創し、年間を通じて定期開講。くらしを豊かにすることをDIYととらえ、学校では教えてくれない「生きる力」を、体験(DIY)を通じて学ぶ場を提供する。
「くみまち学校」は、カインズが2021年10月に発表した「くみまち構想」の取り組みのひとつ。社会課題を「環境」や「防災」「多様性」など15の領域に分け、小学校高学年(4年生から6年生)を対象に授業化したもの。
「くみまち学校」では、カインズの店舗を学び場とし、講師は地域に身近な店舗のメンバー(従業員)が行う。また、「くみまち学校」の取り組みに賛同した企業や教育機関、自治体を共創パートナーとし、地域のくらしの課題を自発的に解決する機会を提供する。
今年度のくみまち学校では、カインズ朝霞店、浦和美園店、新座店の3店舗で、1回90分の講義を月1回、午前と午後に行う。子どもの興味や都合に合わせて授業を選ぶことができ、1回の講義で20人から30人が受講可能。またYouTubeのカインズ公式チャンネル「CAINZ TV」で講義のダイジェスト版を配信する。3店舗で計76回の講義を実施し、延べ1500人以上の子どもたちが受講することとなる。2024年度には実施店舗を埼玉県全域へ、2025年度以降には全国の店舗へと拡大する予定。