2023年03月24日 09:38

JAF(日本自動車連盟)は、事故防止効果のある「実写版」危険予知・事故回避トレーニングに新しいテーマとして、「狭路編」動画1作を3月23日からウェブサイトとYouTube公式アカウントに公開した。
危険予知トレーニングは、交通安全教育において事故防止効果のある手法とされており、道路交通に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することにより交通事故を未然に防止しようとするもの。「安全」に危険な場面を覚えることで、予測する能力のトレーニングになる。JAFは危険予知トレーニングを実写版の動画とし、ウェブサイトに公開している。今回は道幅の狭い道路を通行する際の危険を疑似体験する新テーマ「狭路編」を公開した。
道幅の狭い道路を走行している。対向車とすれ違うことができないので、道を譲るためにいったん後ろに下がろうとしたところ、すぐ後ろに自転車がいて、危うく接触しそうになった。今回の動画ではそんな日常の運転で起こり得る危険なシーンを体験する。今回公開した内容のほかにも危険な場面を想定したさまざまな動画を「実写版」危険予知・事故回避トレーニングとして公開している。また、これらの動画をクイズ化した「交通安全3分トレーニング」も公開。「交通安全3分トレーニング」では、毎日異なる危険予知クイズが出題され、動画を見て解答すると、危険度ランクや注意すべきポイントの解説が見られる。継続的なトレーニングや企業の講習などで役立てることが可能だ。