2023年03月23日 12:12

スマホで保険契約ができる、正直な保険ガイド「リアほ」開発・運営のWDC社は、マイナンバーカードに関するアンケート調査を実施し、その結果を公開した。
まず、20代~50代の男女300人に、マイナンバーカードの申請状況を質問したところ、77%が申請済みと回答した。次にマイナ保険証の申請状況について質問したところ、申請済みと回答した人は67.53%だった。一方で実際に健康保険証として利用しているか質問したところ、「利用していない」が76.92%となり、申請はしたものの、実際の利用自体はまだ進んでいないことがわかる。
マイナ保険証を健康保険証として利用していない理由としては、「費用が高くなるから」「利用できる病院に通ってないから」「マイナンバーカードを持ち歩きたくないから」が多かった。費用面に関しては、2022年10月の変更でマイナ保険証利用の方が、医療費が安くなったこと、2023年4月にはさらにその差が開くにも関わらず、その事実がまだ浸透していないことが伺える。
4月からはすべての医療機関でのシステム導入が義務化されることで、「かかりつけ医で利用できない」等の問題が解消され、利用が進むことが期待される。その一方で、「マイナンバーカードを持ち歩きたくない」という意見も多数あり、マイナンバーカードの安全性の認識については課題が残る結果となった。詳しくはこちら。