全国約250の自治体にふるさと納税事業の支援サービスを提供するレッドホースコーポレーションは、秋田県にかほ市と協力。新規返礼品の開発から寄附受付までの、事業者支援を行った。今回新たに登場する返礼品は、にかほ市内のフレンチレストランRemede nikaho （レメデ ニカホ）が中心に、県内の短大や介護事業者などと産学連携で開発した高齢者向けフレンチ「スプーン一杯の幸せ」。

高齢者向けの料理の場合、どうしても家族でごはんを囲む際に、祖父母だけが違う料理になってしまう傾向にある。フレンチにすることで、子どもから祖父母まで、皆が一緒に同じ食事を囲んで楽しんでもらいたいとの考えから、2人前のセットでの提供とした。

返礼品としては、フルコースセットの他に単品としてスープ、テリーヌ、メインの鶏肉のヴァレドージュ風の4件を登録。かむ力や飲み込む力が弱くなった人に対しても、食べること、おいしいと感じることの幸せを全国に届ける。高齢者向けフレンチの返礼品は全国的にも珍しく、地元産食材をふんだんに使用して食べやすく、安心して味わうことができる。また、味についても、2月28日に開催した発表会で高評価を得た。

3月22日より各ポータルサイトにて順次公開し、寄附受付を開始する。同社ではこの返礼品をきっかけに、全国の人ににかほ市を知ってもらい、にかほ市の良さを感じてもらえるよう、市や事業者と協力してPRを強化していく。ふるさと納税事業サイトはこちら。