2023年03月22日 16:11

Digital Platformer(DP) は、20代~60代の全国の男女500人を対象にデジタル商品券に関する実態調査を実施した。

20代~60代の全国の男女 500名を対象としたアンケート調査を行い、直近1年間の商品券利用率を紙とデジタルそれぞれで集計。その結果、紙の商品券の利用率は61%、デジタル商品券の利用率は51.8%となり、紙の商品券の利用率がデジタル商品券の利用率を上回った。また「紙とデジタル商品券のどちらを利用したいか」との問いには「デジタル商品券」との回答が57.8%に。

操作やセキュリティに関する懸念から紙を選ぶ声も寄せられたが、それ以上に、「紛失してしまい、結構な額の商品券が無駄になってしまった」「知らない間に有効期限が切れて使い物にならなかった」など、紙ならではの要素に起因する不満が多かった。

一方、今まで紙で提供されていた商品券がデジタル商品券に変わった場合に使いたくなるかとの問いに対しては、「非常に使いたくなる」と「やや使いたくなる」と答えた人の合計が59.2%に。また贈答品として「どちらをもらったら嬉しいか」という設問においては、紙の商品券の方が嬉しいと答えた人 49.6%、デジタル商品券の方が嬉しいと答えた人 50.4%という結果になり、紙の商品券派とデジタル商品券派が拮抗する形となった。

デジタル商品券派では決済の利便性や、プレゼントの手軽さがといった理由が多く見受けられた。それに対して、紙の商品券派はアプリでの利用手続きの不便さ、セキュリティ面の懸念、また目上の人への贈りやすさという観点から紙の商品券を選ぶ傾向が見られた。