2023年03月20日 09:33

東京クリエイティブサロン銀座エリア実行委員会は、ファッション&デザインの祭典「TOKYO CREATIVE SALON 2023」の銀座エリアコンテンツとして、空き店舗や工事仮囲いといった未利用資源を令和の「銀ブラ」フォトスポットに変化させた計13カ所のインスタレーション作品「GINZA POET-GRAPHY」を3月17日〜31日まで公開する。

新型コロナウイルスの影響によって全国各地域で空き家や空き店舗の増加が加速。未利用の不動産ストックがランダムに発生する「都市のスポンジ化」が顕在化しつつある。日本を代表する街である銀座も空き店舗に加え、老朽化等のために建て替え工事中の建造物が数多く存在し、都市空間で最も価値のある土地スペースが未利用資源になっていた。そこでコロナ禍が収束しつつある今、このような未利用資源を観光資源化し、銀座を新たな集客・回遊のモデルケースとするべく企画したのが「GINZA POET-GRAPHY」だ。

「GINZA POET-GRAPHY」では、これまで利用が難しかった空き店舗の壁や工事仮囲いといった未利用資源に、それぞれ異なるグラフィックデザイン的現代詩を掲出することで、令和の「銀ブラ」フォトスポットとして新たな集客・回遊装置にトランスフォーメーションする。また、それらの詩が音楽としてひとつのメッセージに変化するミュージックビデオも併せて公開することで、「空き地×現代詩×音楽」という全く新しい都市のメディア活用に取り組む。

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