2023年03月20日 09:30

日本ガラスびん協会は、「第19回ガラスびんアワード授賞式」を都内で開催し、最優秀賞など受賞8商品を発表した。

審査委員長を務めるリリー・フランキーさんとフリーアナウンサー富永美樹さんにより、最終審査会が開催され、応募エントリー数、208エントリー(251本)の中から各賞を決定。最優秀賞には、五島つばき蒸溜所の「GOTOGIN」が選出された。「ガラスびん本来の美しさで、椿のモチーフを見事に表現。椿の花でアロマを包むことをイメージしたボトルは、見て美しく、手に持って気持ちいい。原点に立ち返ってガラスびんの可能性を突き詰め、質実なデザインにまとめあげている。」という点が評価された。

社会生活の中でSDGsへの関心が高まりつつある中、今回のガラスびんアワードにおいても、余剰原料を活用しフードロスの削減を図った商品、製造過程で排出するCO2を実質ゼロにした商品、キャップやラベルを取り除きやすくして分別排出を容易にする商品などが注目された。まさにガラスびんがSDGsの達成に貢献するエシカルなパッケージであること、また、ガラスびんは将来に向けて大きな可能性を持つ容器であることが感じられるガラスびんアワードとなった。本年は新型コロナウイルス感染症の状況も少し落ち着いてきたため、3年ぶりに消費者の一般審査委員も加わり、幅の広い視点からの審査が実現した。

日本ガラスびん協会