
ガールスカウト日本連盟は、半導体とエンジニアリングに関するSTEM教育プログラム「Chip Camp in 広島」を、広島にて2泊3日で開催する。
今回、米国の半導体メーカー大手マイクロンテクノロジー社のマイクロン財団が、米国で実施している、半導体とエンジニアリングの仕事に関する実践的なSTEM教育プログラムを広島大学の協力を得て日本で開催する。ガールスカウト日本連盟では、2018年からマイクロン財団にSTEM教育(半導体とエンジニアリング分野)のための資金提供を受け、教育プログラムを開催している。
2020年度以降の実施にあたっては、広島大学の協力を受けている。広島大学とは「理系女子育成のためのSTEM教育教材作成に関する共同研究」契約を締結し、カリキュラムの有効性も検証。会場では、広島大学の学生(20人予定)がプログラムをファシリテートする。Chip Camp最終日には、マイクロン広島工場の見学および女性エンジニア2人の体験談も聞く。まだ具体的な進路選択が定まっていない年代の少女にとって、ロールモデルの存在は、彼女たちの可能性を広げる機会となると考えている。対象は、ガールスカウト日本連盟に所属する中学生(現小学6年生~中学3年生)の少女。ガールスカウトでは、少女たちがやりたいことに挑戦し自己実現できるようになるため、年代に応じたプログラム開発をおこない、STEMに興味関心を持つ少女を増やすことを今後も推進していく。
開催期間は3月31日~4月2日。会場は、国立江田島青少年交流の家、マイクロンメモリ ジャパン広島工場/広島開発センター。