2023年03月16日 19:03

文京区こども宅食では、全利用世帯(約660世帯)に物価高騰対応や親の負担軽減を目指した3月「春の臨時便」を届ける。

「こども宅食」は、経済的に困窮する子育て世帯へ、企業等から提供された食品等を配送している。配送をきっかけに子どもとその家庭を見守り、必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいく、新しい福祉の取り組みとなる。文京区が先駆けとなり、全国に広がりを見せている。

物価高騰により生活に不安を感じている利用世帯が安心して新年度を迎えられるように、2ヶ月に1回の定期配送とは別に、追加支援として「春休み臨時便」を届ける。物価高騰によって影響がある食品をベースに、利用家庭の家事と家計の負担が少しでも軽減するよう、インスタント味噌汁やレトルト食品等を取り揃えた。

「春の臨時便」の配送は3月。配送内容は、インスタント味噌汁、ツナ缶、乾麺パスタ、ミートソース等。配送数は、約660世帯。利用家庭と継続的に繋がっており、官民が協働してダイレクトな支援を行える文京区こども宅食は、継続的な支援のほか、有事の際にも有効な支援となりえる。これからも、各家庭への出来る限りの支援を行っていく。

また、文京区こども宅食はふるさと納税で活動資金を集めている。「文京区「こども宅食」で親子の笑顔を守りたい。つながり、見守り、支えていく。」の寄付募集期間は、3月31日まで。目標金額5140万円。