2023年03月14日 09:40

第一興商が運営するカラオケルームビッグエコーは、2月に「コロナ禍におけるカラオケ利用に関する調査」を実施した。

カラオケの利用回数について2022年の調査と比較すると、年に1回以上利用するライトユーザーは、4.7%から22.4%に増加。また、「まったく行かない」人は、87.6%から70.4%に減少。徐々にではあるが、カラオケ利用の機会は、コロナ影響前の状況に戻りつつあることがうかがえる。カラオケボックスを利用することの不安については、2022年の調査と比較すると、調査対象者全体でカラオケボックスを利用することを「総じて不安に感じる」人が69.1%から40.6%に減少している一方、「総じて不安に感じない」人は15.7%から38.0%に増加したことが判明した。

中止層(カラオケボックスを1年より前~4年以内に利用していて、かつ今後の利用意向あり)がカラオケを控えている理由は、2022年の1位「コロナが収束するまで我慢しようと思っているから」(48.9%)から「機会損失」(42.5%)がトップに。年代別での意識の差が目立ち、若年層のトップは「機会損失」である一方、50~60代のトップは「感染予防不安」となった。カラオケに行きたくなるシーンについては、利用者層では「ストレス発散・気分転換」「うれしい・歌いたいとき」「2次会・打ち上げシーン」が上位。中止層では「ストレス発散・気分転換」「うれしい・歌いたいとき」のスコアが利用者層よりも高いことから、現在控えてはいるものの、潜在ニーズがあることがうかがえる。

ビッグエコー公式サイト

株式会社第一興商調べ