2023年03月08日 15:00

ALSOKは、小学生向け出前授業「ALSOKあんしん教室」の防災をテーマとした新授業「わたしたちができる防災ってなんだろう」を4月3日から提供開始する。

「ALSOKあんしん教室」では現在、子どもたちを犯罪被害から守るための「防犯授業」と、心肺蘇生法の体験を通して命の尊さを学ぶ「救急救命授業」を提供し、これまでに延べ170万人を超える児童が参加した。今回新たに開始する新授業では、激甚化する自然災害のリスクに対応した防災授業を展開することにより、地震などの「自然災害」から子どもの安全を守る。

4月からALSOKが提供開始する防災授業は、子どもの発達段階にあわせた系統的なカリキュラムで、主体的に行動する力を身に付けることを目的とした「アクティブ・ラーニング」方式を採用した。「リビング・通学路・海の近く・商業施設・就寝中の自室」のイラストを基に、大地震発生時にどのような危険が発生するかを子ども同士で話し合い、発表してもらう。また、「地震が発生したその瞬間に取るべき行動は何か」を考えてもらい、瞬時に身の安全を確保するための行動を学ぶ。また、留守番中に大地震や水害等の大規模災害が発生し、自宅からの避難を余儀なくされた状況をイメージさせ、避難・集合場所をあらかじめ家族と共有しておくことの重要性について伝える。さらに、授業の振り返りを記載したプリントを配布し、帰宅後にプリントを見ながら家族と防災について話し合い、家族全体の防災意識を高める。

同授業は3月13日より学校最寄りのALSOK事業所で受付開始。4月3日より提供開始。

ALSOKあんしん教室