2023年03月06日 10:10

mignは、3月、建設事故の危険性の高い状況を検出するAIシステム「trafe」を提供開始した。

mignは、未来の都市や社会をつくることを目指し、先端技術を活用した世界初・業界初といえるソフトウェア・ハードウェア開発に取り組んでいる。建設業は死亡率の最も高い産業の一つ。国土交通省の調査(工事事故の発生状況と安全管理について、2015)によると、頻度の高い死亡事故として、転落、交通事故、挟まれ、倒壊などが事例として報告されている。これらの事故は、人的要因や環境要因によって発生しているが、建設現場の管理者がすべての現場の状況に目を配ることは困難だ。AI検知システム「trafe」は、一般的なWebカメラとPCを設置するだけで、様々な危険状況をリアルタイムに検知することができる。危険な状況を検知した場合、現場管理者や作業員はスマートフォンの通知の取得やブザーで注意を喚起し、致命的な事態を減らすことが期待できる。

「trafe」は、建設現場だけでなく、製造業や自動車など他業界でも応用可能。カスタマイズの例は、「機械学習による顧客が関心のある特定の状況(転倒、交通、挟まれ、倒れ)を検知するAIの開発、調整」、「メール、音、光等の様々な方法でのアラート」など、様々なニーズに対して柔軟に対応可能だ。

料金は、SaaS(初期セットアップ料金+月額メンテナンス料金)、面談後見積もり。

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