2023年03月01日 15:52

認定NPO法人エッジは、「学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコース」を3月に開講する。

発達の凹凸がある児童生徒は、日々見えない壁にぶつかっているが、周りに適切なサポートがあれば、自分で学んでいく力を身につけることができる。そのサポートをする学習支援員をLSA(Learning Support Assistant)と呼ぶ。学習支援員(LSA)を2004年より導入している東京都港区では、通常学級内での不登校児童の減少や、障害の有無にかかわらず児童生徒の個々のニーズに合わせて支援に入ることで、その児童生徒が学校生活を生き生きと営めるという成果を認め、支援を続けている。国も特別支援教育支援員として制度を作り、全国各地で同様の学習支援は広がっている。

エッジでは、子どもたちの味方となる人材(発達障害全般への支援、ディスレクシアの指導と支援を学び実践できる人材)を育成する事業の一環として、学習支援員(LSA)養成講座を続けている。同講座は行政と協働という形で港区の学習支援員養成講座として2005年から始まり、2010年には入門コースとベーシックコースコースに分かれて全国へ拡大。改訂で具体例を加えながら、17年間続いている講座で、のべ2117人が受講している。「学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコース」では、小・中・高等学校の通常学級の中で学習支援を必要としている子ども達の理解、支援に必要な知識や手法を、基礎からe-learning形式で学ぶ(約30分×8講座)。

受講期間は3月1日~7月31日(申し込みは6月30日まで)。

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