2023年02月28日 09:57

鳥取県は、3月3日「うさぎの日」限定で「兎取県(とっとりけん)」へ改名する。

鳥取県は、日本最古の恋物語である神話「因幡の白兎」の舞台となった白兎(はくと)神社を有している。また、来る3月3日はうさぎの日。これは、うさぎ好きの間で「みみの日」から派生して言われ始め徐々に定着した愛好家たちにとっての記念日だ。そんな記念すべき3月3日うさぎの日に、鳥取県はこの日だけ「兎取県」へ改名することになった。

当日は、県庁窓口職員が、コスプレをしてうさ耳姿で住民への窓口対応を実施し、名刺も白うさぎバージョンが初お披露目される。台紙は県ホームページからダウンロードして自由に使うことができる。また、県内のうさぎキャラ達があつまり、道の駅のうさぎ駅長「縁(えにし)」くんや、平井知事らと一緒に「うさぎの日」をお祝いする。うさぎ姿にコスプレをするなどして、みんなで12年に一度のうさぎの日と「兎取県」への改名を祝うセレモニーを盛り上げる(「白兎の地にうさぎキャラ集結 うさぎの日を祝う」3月3日10時~11時30分、道の駅神話の里白うさぎ周辺)。

今回の「兎取県」だけでなく、これまでも鳥取県は、度々改名を実施している。最も知られているものとしては、2014年より毎年、秋冬のカニシーズンには、「蟹取県」へ改名している。これはカニの水揚量、消費量ともに日本一であることを全国にPRする目的も兼ねて、様々なイベントやキャンペーンを行っている。また、全国星空継続観察(環境省実施)において、星の見えやすさ全国1位に輝くなど、美しい星空が自慢のため、「星取県」も名乗っている。

県ホームページ