2023年02月20日 19:07

Airbnb(エアビーアンドビー)は、「ひとり旅をするゲスト向けのセーフティー機能」の多言語提供を開始する。
Airbnbは米国時間2月16日、昨年度の旅行データとしてAirbnb上での一人旅が33%増加し、より多くの旅行者が一人で世界を探索していることを発表した。また、増加傾向にある一人旅ゲストをサポートするため、安全性に特化した「ひとり旅をするゲスト向けのセーフティー機能」を英語とヒンディー語の試験運用に続き、50以上の言語で展開を開始する。
Airbnbは、友人同士の旅、家族同士の旅、一人旅と、誰もが安心して旅行できるプラットホームになることを目指しているが、今回の「セーフティー機能」拡充は特に、Airbnbを利用する一人旅のゲストをサポートすることが目的だ。具体的には、一人旅をするゲストがリスティング(宿泊施設)を予約すると、Airbnbアプリ上で、ゲストは「一人旅で安全に過ごすためのエキスパートのアドバイス機能」「Airbnbの旅程を誰とでも簡単に共有できる機能」「リスティングや近隣地域についてホストに尋ねる際に役立つ質問一覧機能」の3つの主要な機能にアクセスすることができるようになる。
Airbnbは、同機能をとおして、一人旅をするゲストが、旅行前に問い合わせやホストからの近隣情報を得ることができるようになり、また旅行計画の詳細や場所、滞在期間などを重要な人々に伝えることも可能となることで、これまで以上に十分な知識を持って旅行ができるようになることを目指している。