ピクシーダストテクノロジーズ（PxDT）は、乃村工藝社サポートのもと、音響メタマテリアル技術を用いた革新的な吸音材「iwasemi」搭載の、ガラスと調和する透明吸音材「iwasemi RC-α」を開発した。

「iwasemi RC-α」は、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチックを採用することで、環境負荷低減とガラスになじむ高い透明度を実現した、ガラスに貼れる吸音材。タイルのように様々なレイアウトパターンを作ることができる長方形形状となっている。

本製品は、音響メタマテリアル技術を応用し、人の声に多く含まれるという500～1000Hzの周波数帯に特化した、独自の吸音構造を搭載している。植物由来のバイオエンジニアリングプラスチックを採用することで、環境負荷低減とガラスになじむ高い透明度を実現。また本体表面のゆらぎ形状が目隠しとなるため、吸音だけではなく会議室のプライバシー対策としても利用できる。

タイルのように様々なレイアウトパターンを作ることができる長方形形状で、本体に付属している粘着テープを使って簡単に設置が可能。これらの特徴により、ガラスの良さをそのままに音響性能に優れた空間に変えることができる。あらゆる空間に溶けこむ「iwasemi RC-α」が、話しやすい閑かな空間を生み出す。本製品は4月26日～28日に実施される国際トレードショー「オルガテック東京2023」にて展示、2023年5月頃の発売を予定。詳しくはこちら。