2023年02月14日 12:41

アクシスは、CO2削減量・使用エネルギーを可視化するクラウドサービス「ecoln(エコルン)ダッシュボード」を2022年から提供している。脱炭素の機運の高まりと共に増加する問い合わせの一方で、長引く電力高騰による企業への負担を鑑み、この度無償提供の期間を3月31日まで延長することを決定した。
政府が地域・中小企業を含めた脱炭素促進の制度パッケージを発表するなど、大企業中心だった脱炭素への取り組みが全国で活発化。さらに、平地・山間部中心の太陽光発電に関して、工場・倉庫などの屋根で発電された電気を、高値で買い取る制度が2024年から始まることが決定。今後も企業を中心に脱炭素に向けた動きが加速することが期待されている。
「ecolnダッシュボード」は、使用電力やCO2削減量・目標量などを可視化するクラウドサービス。2022年の提供開始以降、全国の企業・自治体で導入が拡大。2023年1月には導入申込企業数が770社を突破した。複数拠点や利用電力会社が異なる場合でも、 PCやスマートフォンなどの端末から場所を選ばず、全社のエネルギー使用状況やCO2排出量の確認、目標設定及び現状の進捗把握が可能。
温室効果ガスの排出量を算定・報告する際の国際的な基準である「GHGプロトコル」に則ったCO2削減量の数値計算を自動で行い、データ保存も可能でScope1・2に対応している。さらにScope3については来月以降対応を予定。SDGsやESG/IR関連など社内外に向けた報告業務の簡略化、経営判断の迅速化に貢献する。詳しくはこちら。