2023年02月13日 19:30

R.projectならびにNTT東日本は、「昭和の森フォレストビレッジ(千葉市緑区)」において、ICTを活用したキャンプ場運営のスマート化及びキャンプ場を起点とした周辺地域活性化の実証実験を開始する。

近年のキャンプ人口増加により、キャンプ場を起点とした地域経済圏の活性化への期待が高まっている。一方で、既存のキャンプ場の多くは、予約から来訪者対応、施設の運営作業など一連の業務が増加傾向にあり、稼働効率化や利用者の利便性向上に課題を抱えている。

今回は、キャンプ場利用者のスマートフォンに「なっぷ」専用アプリをインストールし、「なっぷ」と予約情報・会員情報を連携することで、スマートチェックイン(無人受付)を行う。受付業務の簡略化により利用者の利便性が向上するとともに、キャンプ場スタッフの受付対応業務を省力化。その他業務への効率的な業務配分に寄与し、キャンプ場のサービス向上を図る。

また、「なっぷ」におけるキャンプ場の予約時に、いちご農園や温浴施設について、施設利用券(一部特典付き)とのセット予約、及び専用アプリ上での施設利用券の提示や周辺施設の情報を配信。これにより、周辺施設を探す手間が省けるなど利用者の行動が広がるとともに、キャンプ場を地域の拠点とした魅力的な周辺施設への誘客を促進し、地域経済の活性化に貢献する。