2023年02月13日 15:12

ルグランは、昨年11月からその日の天気に合わせた広告をデジタルサイネージに配信する仕組み作りを進めてきた。今般、資本提携先である日宣のクライアントである2社の広告を、サイネージに掲出する。
今回のプロジェクトでは、ルグランが独自に構築した気象ロジックを利用。寒い日には熱々のメニュー、暖かさが感じられる日には冷たい/フレッシュなメニューの広告を、その日の天気に合わせて自動で切り替え配信していく。サイネージの周辺にいる人達の状況やニーズに合わせて自動的に広告を配信することで、店舗への送客効果に貢献することを期待。また、人々のニーズに寄り添った広告を配信することで、人々の課題の解決につながる有益な情報を発信するブランドとして、その存在感を高めることにも繋がると考える。
2025年に3186億円まで成長が見込めると予測されている国内のデジタルサイネージ市場だが、このうち約2200億円はコンテンツや広告の制作・配信システムの成長によるものと見込まれている。こうした成長を実現するためには、デジタルサイネージにおいても、人々に対して最適なタイミングで必要な情報やメッセージを表示する仕組み作りが重要。
ルグランと日宣では、今回の実績を基に、その日の天気によって変化する人々のニーズに寄り添ったコンテンツをデジタルサイネージに掲出するサービスに本格的に取り組む。それにより、デジタルサイネージの市場規模の拡大と、「人の役に立つ広告」の実現を目指す。