2023年02月13日 09:55

オオツキが展開する子牛専用の防寒着ブランド「USIMO(ウシモ)」は、全国各地の畜産農家と共同実験研究をスタートした。

オオツキは1962年に作業服店として設立。現在は兵庫・京都で合計16の直営店を運営している。同社では、2019年より、作業着を納品している畜産農家からの要望を受け、仔牛用の防寒グッズを独自に開発・販売するプロジェクト「USIMO」を立ち上げている。これまで、電熱線入りネックウォーマー、マフラー、点滴保温器、防寒コートを相次いで開発。また毎シーズン改良を重ねるなど、創意工夫を繰り返している。「USIMO」プロジェクトは、畜産用防寒着のノウハウがゼロの状態からスタートしたため、関西では圧倒的に気温の低い地元の丹波・但馬地方でテストを繰り返すとともに、北海道から九州まで畜産農家の現場に赴き、常に製品の改良を実施。畜産農家が本当に求める製品づくりを心がけている。

日本の気候は各地によって大きくことなり、それゆえに子牛の置かれる環境や畜産農家のニーズも異なる。今回の共同実験研究では「USIMO」ブランド製品の更なる改良に役立てるため、各地の畜産農家と共同で来季以降発売予定の試作品についての実地試験を行う。

共同研究実施場所は、北海道・長野・兵庫・熊本・鹿児島・沖縄(2月10日時点)。共同研究対象製品は、冬シーズン投入予定の「USIMO」シリーズの防寒着類。

USIMO製品ページ