2023年02月09日 12:56

KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)は、2月16日、中村拓志(NAP建築設計事務所)さんの設計による新たな施設「地中図書館」をオープンする。

KURKKU FIELDSは、千葉県木更津市にある約9万坪の広大な敷地で「農」「食」そして「自然」の循環を体験してもらえるサステナブルファーム&パーク。KURKKU FIELDSでは「ひとが本質的に生きる心地よさと喜び」を感じてもらう場所を目指し、広大な土地を10年前からゆっくりとすこしずつ育ててきた。2022年秋には宿泊施設として、創る暮らしを体感するvilla「cocoon」がオープンし、自然と生物と人の営みにまた新たなかたちが生まれている。

「地中図書館」はその名の通り土の下に、ひっそりと隠されたように存在する。すり鉢状の特徴的な形をした土地の中腹にあって、大地にそびえ立つのではなく、洞窟のように地中に横たわる空間。人々はKURKKU FIELDSをさまよう中で、突如入り口を見つけて大地の中へと潜り込み、思いがけない空間と本に出会うことになる。オープン時は約3000冊を収容し、自然や農的な暮らしに関するものを中心に詩、哲学、歴史、宗教、科学や経済にも独自の広がりやつながりが感じられる選書となっている。

入館料は無料(KURKKU FIELDS入場時に保全料300円)。入館方法は事前予約制で、KURKKU FIELDS MEMBERSHIP加入者のみ利用可(年会費1000円、千葉県民500円)。オープン日は2月16日。住所は、千葉県木更津市矢那2503。

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