2023年02月08日 19:44

「千葉ジェッツふなばし」とNTT 東日本は、2月12日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦において、「ポータブルハイタッチ」(離れていても触れ合う感覚を伝えられる体験)を実施。長期入院治療中の小児患者(及びその家族)がいる病棟と、原選手をはじめとする「千葉ジェッツふなばし」の選手達がいる船橋アリーナを、インターネットで繋ぐ。

これは、NTT社会研で研究中の「振動伝送技術を用いたウェルビーイングな体験デザイン」を活用したもの。「千葉ジェッツふなばし」の所属選手である、#31原修太選手の社会貢献活動「ハラの輪」の一環として行われる。

「ポータブルハイタッチ」では、映像と音声に加え、動きによって生じる振動情報を計測し、送信することができる。装置を持った振動配信者が、選手とコミュニケーションしながら触覚情報も配信。試合前の選手のハイタッチの振動やドリブルなど、選手の迫力ある動きやボール捌きの振動を伝えることができる。

本企画により、病院から出ることができない、家族との面会でさえ制限がある等、コロナ禍のより厳しい環境下で病と闘うこども達に、選手達と触れ合う感覚を提供。バスケットボールの試合をよりリアルに体験してもらえる。また触覚体験を通じて、ウィズコロナ時代の新しい応援スタイル(離れていてもみんながそこにいる=元気・勇気をもらう新しいコミュニケーション)を実現。長期療養児支援に限らず、広く地域医療やスポーツ応援の一層の充実・発展等につながるものと考える。