2023年02月02日 15:38

東横インが運営するビジネスホテル「東横INN」の304店舗に、電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」が導入された。
「IVRy」は、月額3000円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)。PC/スマートフォンから即時登録・設定でき、最短5分で利用開始可能。様々なシーンでの電話業務を自動化・効率化し、普段の業務オペレーションへの集中や対応工数削減を実現する。2020年11月のサービス提供開始から47都道府県25以上の業界で利用され、計500万件以上の着電の自動応答を実現した。
一方、東横インは、「全国ネットワークの基地ホテル」をコンセプトに、1都1道2府42県に日本一の客室数を展開するビジネスホテルチェーン。全337店舗、総客室数は7万3848室を誇る(2023年1月31日時点)。東横インでは働き方改革も含めた体制構築を進めているが、人員体制の少ない時間帯や、来客対応が多く発生する時間帯において、通常業務と電話対応を両立させなければならないという課題を抱えていた。
この度、そのような課題に対し、来客・宿泊者に向けたさらなるサービス品質向上を図るため「IVRy」の導入を決定。2022年3月より導入プロジェクトが始動し、2022年内に一部を除く国内ほぼ全店舗への本格導入が完了した。IVRyを活用することで、予約や問い合わせ電話への一部対応を自動化することによるDXの取り組みを開始。今後も旅行需要増加への対応も含め、利用者の待機時間を軽減することで、さらなる提供サービスの品質向上を図る。