2023年01月31日 12:47

学研ホールディングスのグループ会社「文理社」より、1月31日、「わからないをわかるにかえる 中学国語 古文・漢文 1~3年」発売された。本シリーズは易しい説明と楽しいイラストが満載の紙面で、勉強が苦手な子でも基本から着実に力をつけることができる学習参考書。刊行から10年間愛されているこのシリーズに、今回「古文・漢文 1~3年」が追加された。
中学の古文学習では、文法はほぼ習わず、簡単な単語や表現技法の説明のみで古文を読ませることが多い。それにもかかわらず、高校入試では教科書に載っていない、初めて目にする文章が出題されるため、古典を苦手に思う中学生が少なくない。本書では、笑える失敗談や教訓が学べる話など、古典の話をパターンで分類。それぞれの特徴をおさえながら取り組むことで、初めて目にする古典がどのパターンかを考えて対応できる力が身につく。
また、本書のメイン部分は、物語の前半をマンガで読む・物語の前半を古文(漢文)で読み問題に取り組む・物語の後半を古文(漢文)で読み問題に取り組む・物語の後半をマンガで読むとなっている。物語として楽しめることに気づけるつくりになっており、マンガで物語の流れを視覚的にとらえることで、面白さを感じながら学習を進めることができる。
そのほか、似たパターンの話を扱ったコラムや、古典を読むときに知っておくと役に立つ豆知識などを豊富に収録。付録のミニブックには古典の基本的な文法や、重要単語などがわかりやすくまとまっている。定価1210円(税込)。