2023年01月30日 09:20

TOKYO TOWERは、東京大学総合研究博物館とコラボし、サウンドスケープ・モバイル・ミュージアム「音景夜景 – トウキョウヘ オモイヲハセル」を、3月17日~5月7日まで、メインデッキ1階で開催する。

「モバイル・ミュージアム」とは、様々な場所に自由に遊動するミュージアムをあらわす、東京大学総合研究博物館が提案してきた次世代型ミュージアム。東京タワーで開催される今回の展示は、メインデッキ(高さ150m)のイベントスペース「Club333」で上映されている東京タワーのオリジナル動画「東京500年シアター」のコンテンツにインスピレーションを受けた東京大学総合研究博物館森洋久研究室が、「モバイル・ミュージアム」と「サウンドスケープ」を組み合わせ「サウンドスケープ・モバイル・ミュージアム」と名付けた新しい試みだ。

展示テーマは、日本が国家として初めて参加し、ウィーンのジャポニズムのきっかけとなった、明治6年のウィーン万国博覧会。日本を世界に知らしめる機会であり、当時は全国から、ありとあらゆる「物」が収集され、数十人もの大チームがヨーロッパへ渡った。150年というこの節目の年に思いをはせ、東京大学、東京藝術大学大学美術館などのデジタルアーカイブから、参加者のエピソード、奇想天外な出品物、ウィーン万博ゆかりの美術品がライティングパネルで紹介される。

入場料は、東京タワーメインデッキまでの展望料金のみ。日時は3月17日~5月7日(時間は、東京タワーの営業時間に準じる)。場所は東京タワーメインデッキ1階(150m)。

東京タワー / 東京大学総合研究博物館