2023年01月30日 09:03

クレア・ライフ・パートナーズは、世界におけるウイスキーカスク投資の推移について知らせる。

ウイスキーカスク投資市場は、2020年に最初の「Whisky Cask Market Overeview in 2020」がリリースされて以来、大幅な成長を遂げた。カスクへの投資は、世界各地の個人・企業投資家にとって、ますます魅力的な選択肢となっている。

ウイスキーカスクは、多くの点でほかの有形資産と似通っている。しかし、美術品やボトルコレクションとは異なり、ウイスキーカスクの資産価値は経済状況だけでなく、熟成によって変化するという点という特徴がある。購入したカスクは樽の中で熟成され、熟成年数を重ねるごとに、より魅力的な商品へと変化する。

投資対象となる希少なウイスキーの過去10年のリターン率の平均は540%にもなり、他の商品とは比較にならないほどの高リターンを期待することが出来る。近年、ウイスキーカスクの投資商品としての価値は他の媒体でも多く取り上げられており、注目度も増している。

ウイスキーカスク市場の安定性については、熟成が進むにつれ価値が増すという資本の性質に加え、グローバル経済の状況など、対外的要因の影響を受けにくいという事実が大きく関係している。ウイスキー市場は、過去3年間と同様に着実に推移している。そして、BC20はカスク市場全体を大きく上回る結果となった。カスク市場全体の平均予測成長率13.12%に対し、BC20の成長率は14.36%に上る。適切にカスクを組み合わせることで、最終的なリターン率の上昇を見込める。