SynaBizが運営する国内最大級のBtoB卸モール「NETSEA」（ネッシー）に、紙製品の製造を手掛ける大栗紙工が新たに出品開始した。同社が手掛けている商品のひとつが、「mahora（マホラ）」というノート。

本製品は、発達障がいの人々の抱くノートに関する悩みの解決を目指して、開発された。「紙からの反射がまぶしくて、文字が書きにくい」「いつの間にか書いている行が変わってしまう」「けい線以外の情報が気になって集中できない」といった声をもとに作成。約100人の発達障がいの人たちに調査を行い、目の負担を軽減するための紙の色や、識別しやすい罫線の種類など、様々な工夫が取り入れられている。2021年にはグッドデザイン賞と日本文具大賞も受賞した。

なお卸モールNETSEA内においては、mahoraの他にも、食べられなくなった米で作られたノートや、発達障がいの人にノートを寄付できるプロジェクト付きの限定デザインノートも登場。SDGsへの貢献を目指す商品を多数展開している。

「NETSEA」は「ネットで仕入れ」の略称で、大手企業様から中小企業様まで、あらゆる法人様向けにサービスを提供しているBtoB卸モール。世界中のサプライヤー、バイヤーに最適な取引機会を創ることを中心に取り組んでいる。年間流通額約100億円、登録バイヤー数48万社と国内でも最大規模となり、継続的な成長を続けている。